2020年6月11日 更新
新型コロナウィルス感染症拡大で、長きに亘る自粛生活が続きました。
皆さま方におかれましては安全にお過ごしになられましたでしょうか?
緊急事態宣言が解除され、ほっとしたのも束の間、鬱陶しい梅雨の時期となりました。
そこで ちょっぴりほのぼのとする森琴石の画をご紹介させて頂きます。
銅版袖珍本『題画詩集』シリーズから「蛙の図」銅版画2点です。
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題画詩集は
森琴石の三大著書の一つで、大ヒットした書誌です
森琴石HP、ブログでも多数とり上げています
例 ホームページ
調査情報平成18年11月
ブログ
What’s New? https://blog.morikinseki.com/
2014年7月9日更新分 https://blog.morikinseki.com/?p=1713
森琴石の「蛙の図」
『題画詩集』シリーズ より2点
1『題画詩集 新編墨場必携 森琴石編輯』
発行 明治12年11月21日
編輯 森琴石
出版 北村宋助 吉住音吉
同13年6月8日翻刻御届:同年7月刻製
発兌=翻刻人-石田才次郎(京都)
縦8.4cm X 横6.0cm
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↓ 栞石刻とあり
2『墨場必携 題画詩集 森琴石編輯』
発行 明治14年4月16日
編輯 森琴石
出版 辻本慎太郎
発兌 青木恒三郎
サイズ 縦9.3cm x 横6,6cm
倣
(金)冬心先生筆意
※金冬心
金寿門(金冬心・金農)=森琴石が尊敬した中国の書画家。揚州八怪の一人
以下、コトバンクより転載
中国,清朝中期の書画家。浙江省杭州の人。字は寿門。号は冬心,司農,稽留(けいりゆう)山民,曲江外史など多数ある。考証学者の何焯(かしやく)に師事して金石を研究し,30歳ころより地方を行脚して刻石拓本を収集した。のちにしばしば揚州を訪れ,晩年はそこに定住した。揚州八怪の一人。書は漢隷をもとに独特な方形の書体をつくり,画もまた花卉(かき)雑画を古拙な画風で描き,八怪の他の画家に影響した。50歳ころより始めた墨梅がすぐれ,代表作に大作の《墨梅図》四幅対(1636,ニューヨーク,翁万戈氏蔵)ほかがある。…
森琴石ホームページ内記載カ所