森琴石孫「井上保」氏からの情報:身内に琴演奏家「久本玄智」…?

2013年11月4日 更新

2013年8月23日付
森琴石孫「井上 保」氏からの情報:その他の身内&森琴石のエピソード に関連します

 

森琴石孫「井上 保」氏からの情報:身内に琴演奏家「久本玄智」・・・?

井上保氏からの情報
●お世話になった方々をブログに記述する為、書簡とは別にお電話で頂いた情報があり、
調査ノートで再確認したところ記述忘れがありました。
 以下、書き忘れの分を記述しますが、当時私共の関心が無かった為、確認も真偽の検証もしていません。

 

井上氏からの情報・・・調査ノートより
■琴演奏家 久本げんち(宮城道雄に匹敵)
はな(保氏の実母)の身内?
(玄智の)弟分?と思われる人で、三井物産に勤め、上海・ヨーロッパ・ニュヨーク
に勤務した外人のような顔立ちをしていた人物がいた。

備考
●ノートには弟では無く、弟分と書いているのでそのまま写しました。
●祖父「森雄二」が残した写真に、身内と思われる者の婚姻写真があり(森琴石妻ヤス、息子雄二が写っている)、その中に外人のような面立ちの男性がいる。

上の情報を頂いた後、写真のコピーを井上氏に送ったところ「確かにこの方は身内の者だ」と、電話でお聞きした記憶があります。
手書きのメモの大切さを実感していますが、当時分けも分からず書き留めたので間違いがあるかも知れません。
●ハナの実家の姓下島姓と久本姓との関連性は希薄のように思われます。

■自分の絵を<寄せ画>等と良く交換していた。
交換作品の中には「木製の足盆(果物の絵)」等もあったそうです。
■森琴石3回忌
琴石の絵入りの「菓子入れ(陶器の蓋物)」を配布した。

備考
●上の足盆、菓子入れは森家には有りません。
●森家には森琴石の画の「袱紗」や木製の「菓子鉢」、森琴石が描き自身が使ったと思われる「絵皿」「文鎮」などの画材類等が割に多く残っています。

●曾ては錫製の茶器や茶托その他、森琴石の画を裏地に使った羽織(見事な絵の裏地でした)などがありましたが、母は掛け軸以外は作品と思わなかったようで、それら小物類は知人、身内に分けてしまったようです。
森琴石長女「昇」側の身内には それら小物類をかなり所持されているみたいです。

 
久本玄智
●1903-1976 昭和時代の箏曲(そうきょく)家。
●明治36年4月14日生まれ。5歳で失明。
山田流箏曲を初代萩岡松韻(しょういん)に,ピアノ・声楽を舟橋栄吉にまなぶ。のち母校東京盲学校の教諭をへて東京教育大教授となる。日本ではじめて点字楽譜で演奏した。
昭和51年3月21日死去。72歳。島根県出身。作品に「飛躍」「三段の調」など。
(byコトバンク) 

 

8月23日付の情報
後日判明した事

雄二の妻「ハナ」の父「下島幸彦」の職業は、「税関長」では無く「税務署長」として各地で任務した。
現在の下島一族は、台東区や新宿区などで手広く事業を展開しているようです。

 

 

 

 

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